青が平均売上高増加率、オレンジが平均営業利益率。左から半導体、精油、鉄鋼、自動車、インターネットサービス
青が平均売上高増加率、オレンジが平均営業利益率。左から半導体、精油、鉄鋼、自動車、インターネットサービス
韓国経営者総協会が3日に発表した「韓・米・日の業種別代表企業による経営実勢の比較」によると、韓国と米国を代表する半導体企業は、昨年から続く実績悪化がことし上半期により深刻化していることが明らかになった。

韓国と米国を代表する半導体4社による、前年比の平均売上高増加率は2022年に2.7%で、2021年の22.3%に比べ大きく減少した。2023年上半期はマイナス29.7%だった。平均営業利益率は2023年上半期にマイナス9.4%と不振だった。

一方2023年上半期、韓国を代表する自動車企業の平均売上高増加率は19.6%、平均営業利益率は7.9%を記録。インターネットサービスも平均売上高増加率10.3%、営業利益率18.6%で、昨年から好調が続いている。

国別では2023年上半期の平均売上高増加率は日本が、平均営業利益率は米国が、それぞれもっとも高かった。韓国は昨年、売上高増加率で1位だったものの、ことし上半期には売上高増加率、営業利益率いずれも2位となっている。

ことし上半期、韓国を代表する流通企業による平均売上高増加率(マイナス2.3%)と平均営業利益率(1.0%)は、いずれも米国や日本よりも低かった。

一方で自動車や製薬・バイオは韓国が米国や日本に比べ良好であることが分かっている。


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