NYTは米政府関係者らの話として、キム総書記が今月平壌(ピョンヤン)から列車でウラジオストクに移動し、プーチン大統領と会談する可能性が高いと伝えた。「モスクワで開かれる可能性もあるが、まだ確実ではない」と付け加えた。
この関係者は、2人が今月10~13日までウラジオストクの極東連邦大学校キャンパスで開かれる東方経済フォーラム(EEF)で会う可能性があると伝えた。さらに、キム総書記はロシア太平洋艦隊所属の海軍艦艇が停泊する33番埠頭も訪問する計画だという。
このほか、キム総書記が ボストチヌイ宇宙基地を訪問する可能性もある。 ボストチヌイ宇宙基地はロシアがカザフスタンの宇宙基地への依存度を減らそうと新しく建設した先端宇宙基地だ。
双方は今回の会談を通じて、お互いの希望を伝え合うものと予想される。プーチン大統領は、キム総書記がロシアに砲弾と対戦車ミサイルの供給を望んでおり、キム総書記はロシアが人工衛星および核推進潜水艦と関連した先端技術を北朝鮮に提供することを望んでいると消息筋は伝えた。また、キム総書記は食糧援助も望んでいるという。
先月30日、ホワイトハウスは7月のショイグ国防長官の訪朝に続き、キム総書記とプーチン大統領が書簡を交換するなど、北朝鮮とロシア間の兵器取引交渉が進展していると明らかにした。キム総書記の訪露論議は、ショイグ国防長官の訪朝時に初めて提案されたものと米政府は見ている。
キム総書記とプーチン大統領の会談の可能性についてホワイトハウス側は、「キム・ジョンウン氏がロシアでの首脳級外交接触(leader-level diplomatic engagement in Russia)を含め、このような対話が続くことを期待しているという情報がある」と連合ニュースに伝えた。
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