「安全?」「どこ?」 米銃撃事件直後の学生新聞が話題
「安全?」「どこ?」 米銃撃事件直後の学生新聞が話題
「安全?」「どこ?」「一人でいるの?」 「ダーリン、連絡して」「銃声が聞こえた?」

 先月28日(現地時間)、米名門大学のノースカロライナ大学(チャペルヒル)キャンパスで発生した銃撃事件直後、在学生たちが送り合ったテキストメッセ―ジが大学新聞1面に掲載され話題になっている。

 チャペルヒルの大学新聞「デイリー・ターヒール」は先月30日、1面記事に銃撃事件発生時に学生たちが送り合ったメッセージを用い、新聞1面を埋めつくした。
先立ってチャペルヒルには武装した人物が現れ、物理学の助教授を銃で殺害する事件が発生した。被疑者は中国から留学してきた大学院生で、彼は自分の指導教授を殺害し、現場で逮捕された。当時、大学警察は午後1時2分ごろ、銃撃発生の通報を受けてキャンパス全域の学生に避難警告を下し、午後4時ごろにはすべての警告を解除した。

 約3時間、チャペルヒル内の学生たちは恐怖に震えながら知人と家族にメッセージを送ったり、自分のSNSを更新したりした。これに対しデイリー・ターヒールの学生編集長は学生たちの不安な感情が込められたメッセージを新聞1面に載せることにし、 同紙はあっという間に売り切れ、バイデン大統領が言及するほど世間の関心を集めた。

 バイデン大統領は先月31日、自身のX(旧ツイッター)にこの新聞を共有し「学生、両親、すべての米国人がこのようなメッセージを送らない社会にしなければならない」とし「銃撃事件を減らすために私ができるすべてのことを継続する」と強調した。
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