処理水放出による「水産物の消費沈滞」を懸念…韓国政府、1440億ウォンの「過去最大予算」を投入
処理水放出による「水産物の消費沈滞」を懸念…韓国政府、1440億ウォンの「過去最大予算」を投入
韓国政府は「水産物消費活性化」のため、1440億ウォン(約158億9200万円)に達する財政を投入する。この額は、過去最大規模である。福島第1原子力発電所“放射能処理水”の海洋放出により「水産物の消費が委縮するおそれがある」という懸念のためである。

韓国海洋水産部のパク・ソンフン(朴成訓)次官は5日、政府のソウル庁舎で開かれた処理水に関する会見で「政府はこの日の国務会議で、水産物消費活性化のため緊急予備費800億ウォン(約88億3000万円)を追加投入することに議決した」とし「ことしの予算として編成し執行中である640億ウォン(約70億6300万円)まで合わせると計1440億ウォンで、これは過去最大規模である」と強調した。

つづけて「来年度の政府案にも、水産物消費活性化予算1338億ウォン(約147億6700万円)を編成した」とし「これは、漁業民をはじめとした水産業従事者・個人事業主・消費者まで支援する政府の強力な意志が反映されたものだ」と付け加えた。

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