“ASEAN首脳会議”出席のためインドネシアのジャカルタを訪れている尹大統領は、この日午前の “韓-ASEAN首脳会議”で「これまで私は韓米日の協力を強化しようと、持続的に努力を傾けてきた。ことし8月の米キャンプデービッド首脳会議を機に、韓米日協力の新たな時代が開かれた」と語った。
これは「韓米日協力を基に、ASEANを含めたインド太平洋地域の国々と、協力の枠と幅を拡大させていく」という意思である。
つづけて尹大統領は「年例“韓米日インド太平洋対話”の発足」「ASEANと太平洋島嶼(とうしょ)国の海洋安保力を支援する “韓米日海洋安保協力フレームワーク”の発足」などを紹介した。
また尹大統領は、ASEANに特化した韓国の地域政策である “韓-ASEAN連帯構想(KASI:Korea-ASEAN Solidarity Initiative)”について言及し「韓-ASEAN連帯構想は、ASEANの中心性とインド太平洋におけるASEANの観点に対する韓国の確固とした支持が根幹となっている」とし「この1年間、韓-ASEAN連帯構想が8大重点推進課題を識別し、協力の枠と深さを拡大してきたことをうれしく思う」と語った。
これは「これまでの経済・社会分野中心の協力に加え、急変する地域・国際安保環境の中でASEANの国々と安保・国防・防衛産業・グローバル危機への対応など、多様な分野で包括的協力を強化する」という戦略である。
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