6日(現地時間)、米NBC放送は米国内のキンパブームを取り上げ、「韓国人ブロガーがこの食べ物(キンパ)が口コミで広まるのに貢献した」と報じた。
品切れが起きたキンパ商品は、米国内の有名食料品店チェーンであるトレーダージョーズ(Trader Joe's)の自社商品だ。慶尚北道亀尾市(キョンサンブクド・クミシ)に本社がある食品メーカーが納品するこの冷凍のり巻きは、9切れ3.99ドルの低価格で味も良く、米国で人気を集めている。
SNS上ではこの冷凍キンパを手に入れるために、毎日トレーダージョーズの売り場を訪れたり朝早くから「オープンラン」をしたなどレビューがあふれている。やっと冷凍キンパを購入した彼らは、キンパを電子レンジで温めて食べたり、焼いたり揚げたりしてソースにつけて食べたりするなど、レビュー映像を撮ってアップしたりもした。
NBCは、このようなキンパ人気にはカリフォルニア州オレンジ郡に居住する韓国人アン・サラ氏(27)のTikTokの映像があったと紹介した。アン氏は先月初め、冷凍キンパがトレーダージョーズで新しく発売されると、これを購入して母親と一緒に試食する映像を載せ、この映像がTikTokで1100万回再生されてキンパブームを呼び起こしたということだ。アン氏の母親は、自分が撮影されていることを知らなかったという。
アン氏は「私が5歳の時、キンパのせいでいじめられた。今はトレーダージョーズで(キンパが)販売され品切れになっている」とし「韓国文化が受け入れられ消費されるほどになったのだ。本当にとんでもない変化だ」とNBCに伝えた。
一方、この冷凍キンパは少なくとも10月31日まで全国的に品切れ状態だという。
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