2010年に着工した新ハヌル2号機は、韓国が自主開発した原発(APR1400)で、発電容量は1400MW級だ。設計寿命は60年といわれている。事業者の韓国水力原子力(韓水原)が2014年12月1日、新ハヌル1号機とともに運営許可を申請した。原発は昨年8月に完工し、同委員会の運営許可だけを残していた。
今後、韓水原は新ハヌル2号機に燃料を詰め込み、約6か月にわたって試運転試験を行う。試験が成功すれば、同委員会から使用前検査の合格通知を受けとり、産業省での事業開始手続きを経て商業運転に着手する予定だ。韓水原によると、新ハヌル2号機の発電量は韓国年間発電量の約1.81%を占める見通しだ。
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