10日、韓国では関係者によると、中邑女流棋聖が最近、韓国棋院に客員棋士の申請書を公式に提出したという。
韓国プロ棋士協会は今月13日に開かれる代議員会議で、中邑女流棋士の客員棋士活動について話し合う計画である。代議員会議で承認されれば韓国棋院の正式案件となり、韓国棋院は運営委員会と理事会を経て、最終的に承認するかを決定する流れになっている。
あどけない容姿に優れた実力を備え、日韓両国で「すみれ」という愛称で呼ばれている中邑女流棋聖は、すでに韓国とは縁が深い。
3歳の時に初めて囲碁を習った中邑女流棋聖は、6歳の頃であった2015年から韓国で4年ちかく囲碁を勉強している。
中邑女流棋聖は韓国に留学中、こども囲碁大会で頭角を現した。このことから日本棋院は、中邑女流棋聖を2019年4月に「英才特別採用推薦棋士」としてプロ入りさせた。満10歳で日本最年少プロ棋士となった中邑女流棋聖は、ことし2月に女性棋聖戦で優勝し、歴代最年少でタイトルを獲得した。
そのような中、中邑女流棋聖は突然「韓国行き」を宣言したのである。
韓国の囲碁関係者は「すみれ氏は韓国で勉強したため、同世代の友人が多い」とし「日本よりもプロ棋士層の厚い韓国で活動すれば、実力向上に役立つだろうと思ったのだろう」と語った。
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