今回の訪問は、IDBで推進するラテンアメリカ・カリブ諸国(LAC)におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の方針を模索する目的で行われたものだ。
IDBはDXの需要は高いものの、供給が相対的に不足している中南米地域におけるデジタル面での競争力強化に努めている。
IDBの一行は「ネイバー1984」内で、人工知能(AI)、ロボット、クラウド、デジタルツインなどさまざまな技術を体験した後、中南米地域のDXを進めるためのAI、クラウド面での協力方針について議論した。
ネイバークラウドは、米国と中国の巨大ハイテク企業、いわゆるビッグテックが力を増すなか、AI分野で後れを取るおそれがある国と非英語圏の国を対象に政治的、文化的側面を考慮したAIシステムを提供する「ソバリン(Sovereign)AI」を掲げ、世界市場の拡大に乗り出している。
イラン総裁は「DXが世界で急速に進み、これに関連した需要も拡大している。ネイバークラウドの技術力が中南米の国々におけるDXとAIの競争力を確保するのに大きな助けになるだろう」と期待を示した。
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