ソウル市内のオリンピック公園で開かれた結団式には朴普均(パク・ボギュン)文化体育観光部長官、李起興(イ・ギフン)大韓体育会会長、崔潤(チェ・ユン)韓国選手団長や各競技の選手ら約1000人が参加し、健闘を誓った。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は朴長官が代読したあいさつで、「新型コロナウイルスの感染拡大により大会が1年延期されたが、韓国代表の選手たちは国民に感動を与えようと強靭(きょうじん)な意志と熱い情熱で困難を克服した」として「国民と心で共に走りながら選手たちを応援する」と伝えた。
大韓ラグビー協会会長で男子プロバレーボール、OK金融グループウッメのオーナーを務める崔団長は「国民の情熱的な応援に応えられるよう最善を尽くす」としながら「今回の大会を通じてこれまで選手たちが流した汗がメダルの色だけで定義されないことを願い、国民も選手たちの悔いのない努力を楽しんでほしい」と呼びかけた。
杭州をはじめとする中国の6都市で23日から10月8日まで開催される今大会で、韓国は39競技に過去最多となる1140人の選手団を送り込み、金メダル50個以上、総合順位3位を目標に掲げる。
大韓体育会は、18年のジャカルタ・アジア大会と21年に開催された東京五輪で日本に大きく水をあけられたメダル数の差を今大会で10個以内に縮めることができれば、24年のパリ五輪では日本と再び互角に争えると見込んでいる。
結団式を終えた選手らは競技日程に応じて順次中国入りし、選手団の本隊は20日に杭州に向けて出発する。
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