韓国ユン大統領「インドと宇宙経済協力」推進

韓国ユン・ソクヨル（尹錫悦）大統領は12日、韓国とインドが宇宙経済において、相互補完的な協力構造が多い点を強調した。

ユン大統領はこの日、ソウル市ヨンサン（龍山）大統領室で開かれた国務会議で、最近インド訪問の成果について言及し、このように明らかにした。

ユン大統領は「インドは最近、世界で初めて探査船を月の南極に着陸させることに成功した。このような独自の技術をインドが持っているが、これをもとに多様な商品を生産して製造することは、われわれが先を行っている」とし「宇宙経済において両国間の相互補完的協力構造が多いということに、モディ首相と意志を共にした」と述べた。

ユン大統領がことし4月、国賓防米当時、米国NASAと韓国科学技術情報通信部が協力了解覚書（MOU）を締結したのに続き、インドとも宇宙科学協力を推進することにしたことを浮き彫りにしたのだ。

それと共に「こうした合意が具体的な成果につながるためには、宇宙分野の協力を主導する宇宙航空庁が早い時期に設立されなければならない」とし「未来の宇宙経済に闘魂を燃やす韓国の若者らが今、国会に提出された宇宙航空庁設立法案を切なく待っている」と説明した。