「ザ・グローリー」サラ役のキム・ヒアラ、「いじめられる側だったことはない」＝韓国

中学校時代、校内暴力に加担した疑惑の出ている俳優キム・ヒアラ(34)がネットフリックスシリーズ「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」のイ・サラ役を受諾した理由を明らかにしたインタビュー内容が注目を集めている。

キム・ヒアラ の最新ニュースまとめ

　キム氏は11日公開されたディスパッチとのインタビューで「ザ・グローリー」に出演することになった背景などを告白した。

　彼女は「私の口から言うのは恥ずかしいが、『人がここまで虐待していじめることができるんだ』と思った」として「私がムン・ドンウンだったことがないから想像できなかったのかもしれない」と答えた。続いて「この程度（自分がした暴力）は加害ではないようだ」と合理化した。

　キム氏は自身が中学生時代に参加していた不良集団「ビッグサンジ」に対して暴力サークルではないとしながらも。同級生と後輩を相手にお金を奪ったことはあると認めた。しかし学生時代に喫煙をしたとか、後輩にタバコを押し付けたという疑惑に対しては「そんなことはない」と線を引いた。

　先立ってディスパッチはキム氏が江原道原州市のサンジ女子中学校に在学していた当時、「ビッグサンジ」という不良集団で活動したと報道した。

　これによれば「ビッグサンジ」は同年代および後輩を相手にお金を奪い暴行し暴言を吐いたという。サンジ女子中学校出身というある同窓生は「キム氏にお金を奪われたことがある」と主張した。

　これに対してキム・ヒアラの所属事務所グラムエンタテインメントは「キム氏に対する一方的な情報提供と主張を立証された事実のように扱ったあるメディアに遺憾を示す」としてディスパッチに対する法的対応を予告した。