SKハイニックスとインテルがメモリー性能を共同検証、DDR5で高い性能を発揮=韓国
SKハイニックスとインテルがメモリー性能を共同検証、DDR5で高い性能を発揮=韓国
半導体大手のSKハイニックスは14日、米インテルと共同発行したDDR5メモリーの検証結果を盛り込んだ白書を、オンラインで公開した。両社がこれまでの8か月間、インテルのサーバー向けプロセッサー、第4世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサー(以下、第4世代インテルXeon)に、DDR5を搭載して進めた性能の検証結果を発表したものだ。

白書によると、第4世代インテルXeonは第3世代に比べて性能高率性が2.9倍高く、SKハイニックスのDDR5はDDR4に比べて電力消費が14.4%少ない。

この結果を受けてSKハイニックスのリュ・ソンス副社長は「インテルのCPUと当社DDR5を搭載したサーバーを使えば、前の世代より省電力でよりスピーディなデータ処理速度を実現できる。とくに生成人工知能(AI)のような莫大な量のデータを処理する場合に必要な、大容量DRAMを効率的に使用することができる」と述べた。

SKハイニックスはインテルと協力し、サーバー市場の拡大を積極的に進めていくことを決定した。今後は第4世代および第5世代のDDR4製品に力を入れるほか、ことし下半期にはサーバー用DRAMの需要拡大が見込まれることを受け、実績改善に乗り出す。


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