昨年、外国人労働者への賃金未払い「135億円」以上=韓国
昨年、外国人労働者への賃金未払い「135億円」以上=韓国
韓国では昨年、外国人労働者への賃金未払いが1223億ウォン(約135億6700万円)を上回ったことがわかった。ここ5年間に外国人労働者に支払われていない賃金は、なんと5670億ウォン(約638億9600万円)に達した。韓国政府は最近、外国人材の導入規模を過去最大に拡大する予定の中、「再発防止対策が急がれる」という指摘が出ている。

韓国国会環境労働委員会所属のパク・デス与党“国民の力”議員が、雇用労働部(省)から入手した資料によると、ことし(7月基準)における外国人労働者の賃金未払い額は761億3700万ウォン(約84億4600万円)である。

賃金未払いは、特に中小・零細事業場で目立っている。「30人未満」の中小・零細事業場の賃金未払いが、全賃金未払い件数の90%以上を占め、未払い額も全体の88%を占めている。

パク議員は「外国人労働者たちは重要な人材であると同時に、本国に帰還してからは韓国へのイメージを伝える『お客さん』だ」とし「人材導入拡大の前に、零細企業たちへの賃金未払い防止対策を立てることが急がれる」と指摘した。

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