チョン被告の弁護人は18日、プサン(釜山)地方裁判所刑事6部の審理で開かれた初公判で、検察の公訴事実をすべて認めた。
さらに、これに先立って進行された公判準備期日の時、裁判所に提出した意見書に言及し「計画的な犯行ではないとの内容を撤回する」とも述べた。
検察が提示した200ほどの証拠使用にも同意した。
検察はチョン被告の動線、犯行対象の物色方法、犯行準備・実行過程などを捜査した結果、今回の犯行が単独で緻密に準備された計画的殺人だと結論づけた。
しかし、チョン被告は2次公判準備期日で「計画的な犯行ではない。(社会に)不満を持って生きてはいなかった」と主張した。
チョン被告はこの日の公判で沈黙したまま、本人の人的事項と住所などを尋ねる裁判所の質問には「はい」程度の短い返事だけをした。
チョン被告の弁護人は裁判直後、計画的犯行に対する考えが変わった理由については言及しなかった。
次回の公判は10月16日午前に開かれる予定だ。
一方、裁判所は‘釜山回し蹴り’事件と‘登山路性的暴行殺人事件’などに言及し「(裁判に対する報道などで)第2、第3の事件が発生すると社会的に害を及ぼす裁判になる恐れがある。この事件に対する刺激的な内容を浮き彫りにならないようにしてほしい」と要請した。
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