尹氏は会談で、2030国際博覧会(万博)の釜山誘致に支持を求めるとともに、両国関係の発展について意見を交換した。
尹氏は、韓国の開発協力重点国であるスリランカに対して、開発協力や労働、気候変化対策、貿易・投資などの分野で、長期的なパートナーシップを目標に協力していくことを期待すると述べた。特に、尹氏は「韓・スリランカ中央職業訓練院」のように、若者の雇用創出につながる事業を増やしていきたいと強調した。
ウィクラマシンハ氏は、韓国で訓練を受けて高い技術を保有したスリランカ人が故国で活躍していることを評価し、「貿易・投資協力協定」を推進することで、両国間の経済交流を促進したいと述べた。
また、韓国からの支援に感謝し、ICT、地域開発、文化交流などの分野でも協力を拡大していく意向を示した。さらに、多くの韓国企業がスリランカに関心を持って、投資してくれることを期待すると述べた。
両首脳は、「韓・スリランカ気候変動協力協定」の早期締結に合意したほか、今回の会談を契機に両国間の交流をさらに活発化し、両国経済に役立つ協力事業を増やしていくことにした。
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