尹大統領は18日(現地時間)から4泊6日の間、米ニューヨークの公館を釜山万博誘致のための事実上のベースキャンプとして国連本部と行き来し最前線で東奔西走していると、韓国大統領室のキム・ウンヘ(金恩慧)広報主席が書面会見で伝えた。
尹大統領はきょう午前、ニューヨークに到着してから7時間の間にスリランカ、サンマリノ、デンマークなど9か国の首脳に会う超強行軍を消化した。
今後もニューヨーク滞在中に38か国の首脳(9月18日基準)と2か国会談を行い、グループ別の首脳との昼食会や夕食会を相次いで主宰する予定だ。
きょう各国首脳と会った席で尹大統領は、「釜山は世界第2位の積み換え港であり、ユーラシア大陸と太平洋を結ぶ関門」とし、「釜山万博は世界最高のデジタル技術で万博参加国の文化と歴史、資源や商品を世界に広報する最適なプラットフォームになるだろう」と支持を要請した。
尹大統領の今回の歴訪はまた、経済総力戦と評価される。対内外の複合危機の中で国民の民生、韓国経済の突破口を見出すことに会談の主眼を置いているためだ。
尹大統領はきょう各国の首脳と会い、戦争の廃墟を乗り越え成し遂げた大韓民国の経済の奇跡を共有し、人工知能(AI)などのデジタル技術とエネルギー、開発協力の拡大方案を模索した。
金広報首席は、「尹大統領にとって外交は経済であり、経済が外交」とし、「今回の歴訪で輸出だけでなく企業の海外進出、海外企業の国内投資誘致など、わが国民と企業が跳躍できる場を広げるため大韓民国の第1号営業社員は分秒を争って駆け回る」と強調した。
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