杭州をはじめとする6都市で10月8日まで開催される今大会で、韓国は39競技に過去最多となる1140人の選手団を派遣する。
選手らは競技日程に応じて順次中国入りしており、この日出発した本隊はテニスの14人、射撃の17人、ホッケーの22人、スケートボード代表の7人からなる。
崔潤(チェ・ユン)韓国選手団長、張在根(チャン・ジェグン)国家代表選手村長ら本部役員35人も一緒に出発した。
李起興(イ・ギフン)大韓体育会会長は「選手団が安全に事故なく戻ってくることが最も重要だ。新型コロナのパンデミック(世界的流行)により延期され、大変なことが多かったが、選手たちが磨き上げた実力を十分に発揮してきてほしい」と呼びかけた。
今大会で、韓国選手団は金メダル50個以上獲得、総合順位3位を目標に掲げた。
韓国は18年のジャカルタ・アジア大会で金メダル49個、銀メダル58個、銅メダル70個を獲得。総合3位を記録した。
崔団長は「総合3位になれると信じている」としたうえで、「どんな結果が出ようと、スポーツを通じて多くの人が幸せになってほしい。国民も選手も幸せであってほしい」と強調した。
テニス代表のエース、権純雨(クォン・スヌ)は「先週の国別対抗戦(デビスカップ)に出場したので、コンディションが良好でよい結果が出せそうだ」と自信を示した。
開幕に先立ち、19日に浙江省金華で行われたサッカー男子の1次リーグE組の初戦では韓国代表がクウェートに9―0で大勝し、韓国選手団として初勝利を収めた。
バレーボール男子は20日、インドとの1次リーグC組の初戦に臨み、近代五種やボートの試合も始まる。21日にはサッカー男子がタイと、バレーボール男子がカンボジアとそれぞれ第2戦を行う。メダル争いは開会式翌日の24日から本格化する。
韓国選手団は21日に杭州選手村の入村式に参加する予定だ。
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