露クレムリン「北朝鮮は我々の隣人…あらゆる分野で関係の発展を」
露クレムリン「北朝鮮は我々の隣人…あらゆる分野で関係の発展を」
朝露首脳会談を契機に両国関係を全面的に強化する考えをロシア政府が再確認した。

 20日(現地時間)、ロシア国営通信社のRIAノボスティなどによると、クレムリン(ロシア大統領府)の報道官は記者団に対し、「北朝鮮は我々の隣人であり、我々は可能なすべての分野で北朝鮮との関係を発展させていく」と述べた。

 北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は12日から17日までの5泊6日の日程でロシアを訪問した。キム総書記は15日、ロシアのプーチン大統領と首脳会談し、その後ロシア極東地方の軍事施設を視察した。朝露間の協力議題は具体的に公開されなかったが、軍事協力の強化に焦点が当てられたものとみられる。

 ペスコフ報道官は「キム総書記の訪露は非常に建設的だった」とし「両国関係の発展について詳細に議論し、互いに関心のある分野について意見を交わした」と述べた。彼は具体的に「キム総書記はロシア軍施設と軍需産業団地、民間航空産業施設を見学した」とし「今回のキム総書記の訪露を土台に協力の方向性を具体化することができた」と説明した。

 訪露日程を終えたキム総書記の専用列車は19日夕方、平壌に到着した。北朝鮮の労働新聞は、キム総書記の今回の訪露に対し、「朝露親善の強化発展史」「不滅の大会革命活動」と報じた。
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