統一部の報道官は21日の会見で「政府は9月10日インチョン(仁川)ソンモド(席毛島)の海岸で、北朝鮮の住民とみられる遺体1体を発見し、近くの病院に安置している」とし「遺体は身長170センチの男性で、バッジおよび服装やメモなどの遺留品から、北朝鮮の住民と推定している」と伝えた。
つづけて「われわれは人道主義と同胞愛の次元で、遺体と遺留品をパンムンジョム(板門店)を通じて、9月26日午後3時に北朝鮮側へと引き渡そうとしていることから、北朝鮮側は南北通信線を通じて見解を直ちに知らせることを願う」と語った。
韓国政府の “北朝鮮住民の遺体処理”に関する指針によると、遺体を発見した時は北朝鮮への通知後に引き渡すことになっているが、北朝鮮側が引き渡しを拒否する場合は無縁死者として火葬し埋葬する。
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