北朝鮮の強純男国防相(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の強純男国防相(資料写真)=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は21日、ロシアなど第三国との武器取引や核・ミサイル開発に関与したとして、北朝鮮の強純男(カン・スンナム)国防相ら個人10人と2団体を独自制裁の対象に指定したと発表した。北朝鮮とロシアの武器取引をけん制する狙いとみられる。

 外交部は「朝鮮半島と国際社会の平和と安定に対する深刻な脅威をもたらす北の違法活動に断固として対応する」と強調した。

 制裁対象に指定されたのはロシアなど第三国と武器を取引したスロバキア人1人を含む個人4人とベルソ―、グローコムの2団体をはじめ、北朝鮮の核・ミサイル開発に関与した強氏や朴秀逸(パク・スイル)前軍総参謀長ら北朝鮮の軍・党の幹部3人、ロシアなどで違法金融取引に関与した3人。

 外交部によると、このうち個人7人と1団体は韓国が世界で初めて制裁対象に指定した。

 外交部は「政府は継続的な対北独自制裁を通じ、北の違法な核・ミサイル開発と武器取引を含む対北制裁違反・回避活動を遮断しようとする国際社会の努力を先導し、われわれの安全保障を脅かす北の違法活動を座視せず、厳しく対応していく」と明らかにした。


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