中国・上海、高速道路で追突事故後に車外へ 後続車にはねられる…数台絡む事故に＝中国報道

中国・上海の高速道路上で追突事故が発生し、車外に出て事故状況を確認していた人が、後方からきた車にはねられた。

事故が発生したのは21日午前10時ごろ（現地時間）。当時現場を走行中だった車のドライブレコーダーに事故の一部始終が撮られていた。

映像に映った高速道路は片側4車線。一番左側の1番レーンで追突事故が発生し、停車した黒い車の近くにA氏が立っている様子が映っている。

この時、隣の2番レーンを走行していた白の乗用車が、前方の事故状況に気づかなかったのか1番レーンに車線変更をし、そのまま黒い車と衝突した。映像には、白の乗用車が事故車に気づいてブレーキを強く踏み、タイヤから煙が出る様子も映っている。

白の乗用車は車の外に出ていたA氏もはね、A氏は衝撃で2つ隣の3番レーンまで飛ばされた。

さらに、3番レーンを通常走行していた車が、はねられ飛んできたA氏を避けようと右側に急ハンドルを切ったため、右後方からきていた車と衝突した。

現在、詳しい事故状況について調査が行われている。A氏は病院に搬送され治療を受けているが、容体は分かっていない。