韓国では今月の25日に日中韓副局長会議が、26日には日中韓高位級会議(SOM)が開かれる。
日中韓高位級会議に出席するため、船越健裕外務審議官と中国外務省の農融(のう・ゆう)部長助理が訪韓する。韓国からはチョン・ビョンウォン(鄭炳元)外務次官補が出席する。
今回の会議では、年内の日中韓首脳会議開催のための第一歩として、今後「3か国協力協議体」推進のための諸般の事項を協議する。
特にこの席では、「3か国外相会議」開催の日時などが調整される予定である。そして外相会議が開催された後に、首脳会議が開かれる流れとなる。
一方、ロシア外務省のアンドレイ・ルデンコ・アジア太平洋担当次官も、来週訪韓する予定である。これは、チャン・ホジン(張虎鎮)外務第1次官がことし6月にロシア・モスクワを訪問したことによる答訪次元のものである。
先日の露朝首脳会談以降、露韓関係は薄氷を踏むような状態である。チャン次官は去る19日、アンドレイ・クーリック駐韓ロシア大使を外交部(外務省)に呼び出し、露朝間の武器取引と軍事協力の協議に対する韓国政府の厳重な立場を伝えている。
そのためルデンコ次官の訪韓は、露韓両国関係の重大な分水嶺になるものとみられる。ルデンコ次官は、露朝首脳会談の直前「韓国が望むなら、可能な情報を提供することができる」と語っている。専門家たちはこのような異例な発言に注目し「両国の関係管理の意志の火を吹き返さなければならない」と助言した。
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