ソウル中央地裁は、ユ・チャンフン令状専担部長判事の審理で、同日午前10時から特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(賄賂)容疑を受けているイ代表に対する令状実質審査(拘束前被疑者尋問)が開かれる。現在、健康状態が悪化し、ソウル中浪区の緑色病院で入院治療を受けているイ代表は同日、直接裁判所に令状審査を受けるために出席する予定だ。
同日午前8時頃から中央地裁近くには警察車両が配置されていた。裁判所の三叉路の両側にはイ代表の支持者と反対者が半分に分かれてそれぞれ歌を流したり、イ代表の出席に合わせて朝の集会を準備していた。警察は彼らの衝突を防止するため、あらかじめフェンスなどを設置していた。
イ代表の支持者の一部は前日から拘束令状棄却を促すろうそくデモを開いた。青いテントを下に集まった人々はユーチューブで現場を中継する姿も見られた。反対側の愛国パトロールチーム、新自由連帯と自由大韓護国団など保守性向団体は「イ・ジェミョン拘束」、「みんな拘束」、「詐欺断食」等といった放送を繰り返し流し、拘束を促した。
イ代表は先月31日からユン・ソクヨル政府の国政刷新を要求して断食闘争を続けてきた。今月23日からは断食を中断している状態だが、健康状態が悪化したため回復治療を受けている。この日、彼は医療スタッフの指示に従って裁判所を訪れると伝えられた。共に民主党によれば、この日イ代表の別途の立場表明はない予定だ。
先立って21日、国会でのイ代表に対する逮捕同意案は賛成149人で通過した。その際もイ代表の支持者と反対者が殺到し、国会周辺は大混乱となった。逮捕案通過直後には興奮した支持者たちが国会進入を試み、国会議事堂駅の一部出口が閉鎖されたりもした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88