尹大統領はこの日の午前、キョンギド(京畿道)ソンナム(城南)のソウル空港で行なわれた “国軍の日”の記念行事で「北朝鮮政権は、核兵器では自分たちの安慰を守ることができないという事実をはっきり知らなければならない」と語った。
尹大統領は「北朝鮮はこの数十年間、国際社会の度重なる警告にも関わらず核とミサイル能力を高度化し、さらに核使用の脅迫を露骨に加えてきた」とし「これは韓国民への実存的な脅威であり、世界平和に対する重大な挑戦だ」と訴えた。
また「政府は強固な韓米同盟を基に韓米日安保協力を一層強化し、さらに友邦国たちと緊密に連帯して強力な安保体制を確立していく」とし「わが国民は、北朝鮮の共産勢力やその追従勢力による『偽りの平和』の企みに、決して惑わされはしない」とあらためて強調した。
さらに尹大統領は、ことし4月のワシントン宣言を言及し「いまや韓米同盟は、核に基づいた同盟へと高度化した」とし「韓米核協議グループ(NCG)を通じて、米国の核資産とわれわれの非核資産を結合した立体的な対応体系を築いていき、朝鮮半島域内に随時展開される米国の戦略資産は、北核への抑止力を強化させるだろう」と説明した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96