李氏は同日午前3時50分ごろ、ソウル拘置所を出て記者団に対し、「司法部が人権の最後の砦であることを証明してくれたことに深く感謝する」と述べた。
また、拘置所前で待機していた支持者らに向かって、「こんな遅い時間まで一緒にいてくださった方々や、眠れずにこの場面を見守っている国民の皆様に感謝申し上げる」とし、「政治は、政治家がするものではなく、国民がするものだ」と語った。
さらに、「政治とは、国民の生活を守り、国家の未来を開拓することであり、与野党や政府はこの事実を共有しなければならない。今は相手を排除する戦争ではなく、国民と国家のために誰がより多く貢献できるかを競う本来の政治に戻すべきだ」と主張した。
李氏は「明後日は秋夕(チュソク、旧暦8月15日)だが、国民の暮らしや韓国の経済、民生は非常に厳しい。政治が国民に希望を与え、この国の未来に役立つ存在となるよう、政府与党はもちろん、政界全体にお願いしたい」とし、「憲政秩序を堅持し、賢明な判断を下してくれた司法部に改めて感謝する」と述べた。
李氏はこのように発言した後、他の質問には答えずに移動した。李氏は断食回復治療のために入院していたソウル中浪区緑色病院へ向かったという。
この日、ソウル拘置所前ではホン・イクピョ(洪翼杓)新任院内代表や共に民主党の多数の議員が李氏を出迎えた。李氏を支持する市民らも集会を開き、「李在明」コールで歓迎した。
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