北朝鮮の国営“朝鮮中央通信”は28日「最高人民会議が今月26~27日にピョンヤン(平壌)のマンスデ(万寿台)議事堂で行なわれ、キム総書記が直接出席し演説した」と報道した。
キム総書記は最高人民会議の演説で、核武力を質・量ともに急速に強化することを重大課題にあげ「核兵器の生産を幾何級数的に増やし、核打撃手段の多重化を実現し、様々な軍種に実戦配備する事業を強力に実行していく」と強調した。
キム総書記は「国家最高法に核武力強化政策基調を明白に規定したのは、現時代において直面している要求はもちろん、社会主義国家建設の合法則性と展望的要求に徹底して符合した最も正当で適切な重大措置だ」と主張した。
また「核武力政策が国家の基本法により永久化されたのは、核武力を含めた国家防衛力を非常に強化し、それによる安全担保と国益守護の制度的・法律的基盤を強固に築き、われわれ独自の社会主義的な全面的発展を促進させることのできる強威力的な政治的武器を備えた歴史的事変だ」と語った。
北朝鮮は昨年9月の最高人民会議で、核武力政策を法令により採択したことで、いまや国家最高法である憲法にまで明示するようになった。
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