統一部、北朝鮮の「核武力」政策を憲法明示に「核使用時には政権終焉」=韓国
統一部、北朝鮮の「核武力」政策を憲法明示に「核使用時には政権終焉」=韓国
政府が北朝鮮の「核武力」政策の憲法明示に「核使用時に北朝鮮政権は終わりを迎えるという点を改めて強調する」と明らかにした。

統一部は28日、「政府は日米韓の圧倒的な対応と国際社会の協力の下、制裁と圧迫を強化し、北朝鮮の核開発を抑制し、断念させていく」と伝えた。

さらに「北朝鮮が2012年に核保有を憲法に明示し、昨年9月に核武力政策を法令化したのに続き、核兵器の高度化を再び憲法に明示することで、核放棄不可と核能力の高度化に対する強い意志を示した」と見ている。

一方、朝鮮中央通信はこの日、最高人民会議第14期第9回会議が26~27日に行われ、キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長が出席して演説したと報じた。

同会議では議題である憲法改正と関連して「核武力の地位と核武力建設に関する国家活動原則を共和国の基本法であり、社会主義強国建設の偉大な政治憲章である社会主義憲法に規制するため、憲法修正補充案を審議採択する」と明らかにした。

特に「核保有国としての国の生存権と発展権を確保し、戦争を抑制し、地域と世界の平和と安定を守るために核兵器の発展を高度化する」という内容と「共和国の武装力の使命が国家主権と領土の完全性、人権を擁護し、祖国の平和や繁栄を強力な軍力で担保する」との内容などが憲法に盛り込まれた。
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