韓国のウェブ小説市場が1兆ウォンを突破、ネイバー・カカオ・リディで9割のシェア=韓国
韓国のウェブ小説市場が1兆ウォンを突破、ネイバー・カカオ・リディで9割のシェア=韓国
韓国出版文化産業振興院は「2022年ウェブ小説産業の現状と実態調査」で、昨年における韓国のウェブ小説の市場規模が1兆390億ウォン(約1144億9468万円)と推算した。10年前の2013年には100億ウォン(約11億円)だったことを鑑みると、100倍も成長したこととなる。

推定売上高で見ると、ウェブ小説で1位となっているのがIT大手のネイバーだ。「シリーズ」など複数のサービスを通じて昨年、ウェブ小説分野で4266億ウォン(約470億1004万円)の売り上げを上げたとみられる。これに次ぐのがIT大手カカオで、同社は「カカオページ」により売上高4145億ウォン(約456億7665万円)を達成したと推算されている。3位はリディ(RIDI)で、昨年は1049億ウォン(約115億5966万円)の売り上げを創出したもようだ。

韓国のウェブ小説市場の91%を、ネイバー、カカオ、リディが占めていることとなる。

一方、韓国のウェブ小説の利用者数は約587万人に達していることが分かった。ウェブ小説を月1回以上見る利用者のうち、直近1年間で毎日利用する人の割合は35.5%だった。このうち多くがレンタル形式で利用しているという。人気のジャンルは、恋愛リアリティだった。


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