日本の大手芸能事務所ジャニーズ事務所の創業者による性加害と関連し、元ジャニーズJr.メンバーが被害事実を証言した。
29日、Youtubeチャンネル「TBS NEWS DIG Powered by JNN」には元ジャニーズジュニアメンバーであり、「Kis-My-Ft2」(以下、「キスマイ」)結成当時にメンバーだった飯田恭平氏による創業者ジャニー喜多川氏(2019年に死去) の性加害被害事実証言映像が掲載された。
約5年間にわたり繰り返し被害を受けたという飯田氏は「寝ていた私にマッサージをし、その時から行為に至った」として事務所に入った13歳の時から最初の被害を受けたと陳述した。
これまで学業のため「キスマイ」を脱退したと考えられてきたが、飯田さんは映像を通じて初めて性加害が本当の理由だったことを明らかにし「そんなこと(性的危害)を受けながら、この世界にずっといるかどうか18歳になる直前にとても悩んだ」と話した。
飯田氏は被害の声を高めようと決心した理由について「それを言わずに黙認していたので、新しい被害者を生んでしまったのではないかと非常に心に後悔が残って」として創業者ジャニー喜多川氏の罪は消えないと確言した。
先立ってジャニーズ事務所の創業者故ジャニー喜多川氏の練習生性搾取論難がふくらむと、ジャニー喜多川氏の姪である藤島ジュリー景子氏が代表職を辞任、該当問題に対して公式認定し謝罪する趣旨の記者会見を開いた。
以後、ジャニーズ側は公式ホームページを通じて性搾取被害補償策と再発防止策などを明らかにするなど被害救済に努めたが、藤島ジュリー景子氏が依然として会社の株式を持っているという点で論難が絶えず、その余波で社名変更議論を実施するなど世論を戻すために努力した。
また、創業者の性搾取論難で朝日グループや日本航空(JAL)などジャニーズ所属アーティストを広告モデルに起用した企業と放送界の損切りが続いた。
このような状況の中で家族に被害事実を隠そうと学業専念を理由に退所しなければならなかった飯田恭平氏の証言映像が公開され、ジャニー喜多川氏の恐ろしい蛮行に人々はもう一度衝撃に陥った。 これまでデビュー前に退所を決めたメンバーたちにもこのようなことが起きたのではないかという憂慮を生んだりもした。
10月2日の追加記者会見を控えたジャニーズ事務所側。 彼らが新しく打ち出す立場と対策は果たして何なのか耳目が集中する中、韓国でも事態の成り行きに関心が集まっている。
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