プラズマップの実績の推移。緑が売上高、青が営業利益。単位は億ウォン
プラズマップの実績の推移。緑が売上高、青が営業利益。単位は億ウォン
プラズマ装置メーカーのプラズマップ(Plasmapp)はこのほど、日本の流通企業ヨシダと14億ウォン(約15億円5050万円)に上る、インプラント表面処理用装置「アクティリンク・リボーン」の供給契約を締結し、初回分を納品した。

これに先立ち同社は、日本の流通会社ネクステラとも164億ウォン(約18億円)規模の製品供給契約を締結していた。同社は2023年を日本への進出元年とし、裾野拡大を狙う。

同社はまた、米国の動物用医療機器市場の拡大へも乗り出す。現在、米国の獣医市場における流通大手5社のうち3社以上と納品に向けた議論を進行中だ。

同社の関係者は「滅菌装置についてアメリカ食品医薬品局から認証を受けた企業は、世界で当社を除き3社のみ」と述べた。

今後は売上高の拡大と共に、営業黒字への早期転換を図る。韓国IR協議会の企業リサーチセンターによると同社はことし、売上高176億ウォン(約19億4128万円)、営業損失155億ウォン(約17億円)に達する予測だ。

同センターのキム・ギョンミン研究員は「プラズマップはことし上半期の受注残が1550億ウォン(約170億9650万円)に達する。残りの受注残の約70%が北米と欧州地域の顧客である点を考慮すれば、売上高の増加と営業損失の縮小に期待できる」とした。



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