大統領室
大統領室
大統領室は3日、イ・ジェミョン(李在明)共に民主党(野党)代表の「民生トップ会談」提案について「特に申し上げる言葉はない」との考えを示した。事実上、提案を断ったものと解釈される。

大統領室関係者はこの日の午後、ヨンサン(龍山)大統領室で記者たちと会った席で「共に民主党が民生トップ会談の提案を受け入れるよう要求している」との質問にこのように答えた。

これに先立ち、李代表は先月29日、自身のフェイスブックでユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に対し「大統領と野党代表が条件なしに会い、民生と国政を虚心坦懐に議論し、できることは速かに行うことを願う。大統領が野党と膝を突き合わせるだけでも回復の信号になるだろう」とトップ会談を提案した。

李代表がトップ会談を提案したのは今回が8回目になる。大統領室はこれまで李代表のトップ会談提案について否定的な態度で一貫してきた。

与野党は、李代表のトップ会談提案をめぐって攻防を続けている。ホン・イクピョ(洪翼杓)共に民主党院内代表はこの日、秋夕(チュソク、中秋節)民心記者懇談会で「李代表が提案したトップ会談に応じなければならない」と促した。

一方、ユン・ジェオク(尹在玉)国民の力(与党)院内代表はこの日の院内対策会議で「李代表が謝罪の一言もなく、いきなり民生トップ会談を持ち出したのは、事実上民生に関心があるからではなく、大統領との会談を通じて本人の政治的地位を回復しようとする政略的意図と思われるというのが多くの国民の見方だ」と批判した。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 83