尹大統領はこの日の午前、ソウルのオリンピック公園内のオリンピックホールで開かれた “在郷軍人会創設71周年記念式および全国の邑面洞(行政区画)会長総力安保決意大会”で「フェイクニュースと虚偽の歪曲(わいきょく)・扇動が、この国の民主主義を脅かしている」と語った。
尹大統領は「護国の英霊たちの血により守り抜かれた韓国の自由と平和が脅かされている」とし「北朝鮮はこの数十年間、国際社会の度重なる警告にもかかわらず、核とミサイル能力を高度化し、核使用の脅迫を露骨に加えている」と指摘した。
つづけて「歴史はわれわれに、力を持ってこそ平和と安全を守ることができることを教えている」とし「自由大韓民国に対する確固とした信念を持った皆さまが、この国を守り抜かなければならない」と求めた。
また尹大統領は「政府は北核脅威と挑発を抑止するため、韓米同盟を核に基づいた同盟へと引き上げ、韓米日安保協力を一層強化した」とし「敵のいかなる挑発にも即刻かつ圧倒的に対応できる力を強化し、自由大韓民国を強固に守り国民の安全を守っていく」と語った。
つづけて「在郷軍人会の会員の皆さまが、安保意識の強化と総力安保体制の確立において、先頭に立ってくださることをお願いする」とし「軍服務に対し誇りを持つことができるよう、政府も軍人の福祉と権益増進のため最善を尽くしていく」と語った。
尹大統領は「責任ある国家観と明確な安保観により、自由・平和・繁栄の大韓民国を共に築いていこう」とし「自由大韓民国を守り抜こう」とあらためて強調した。
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