ソウルフィンテック2023カンファレンスで開幕の辞を述べているソウル市のオ・セフン市長
ソウルフィンテック2023カンファレンスで開幕の辞を述べているソウル市のオ・セフン市長
ソウル市が4日、東大門デザインプラザ(DDP)アートホール2館で「フィンテックは私たちの暮らしをどう変化させるか」をテーマに「ソウルフィンテックウィーク2023カンファレンス」を開催した。

 ソウル市と金融監督院が共同開催する今回のカンファレンスは、“デジタル金融都市”ソウルの競争力を強化し、フィンテック産業の発展を議論するため、国内外のフィンテック専門家やリーダーが参加する。

 開会式でソウル市のオ・セフン市長は「全世界の金融投資市場が類例のない酷寒期を迎えた。今の危機はグローバルトップ5金融都市を夢見るソウルにはチャンスだ」とし、「ソウルに基盤を置く数多くのフィンテック企業は、ソウルが未来の金融都市になる上で重要な基盤になることを期待する」と述べた。

 また、オ市長はこの日の祝辞で「ソウル市がファンドを造成し、ユニコーン企業を作れるよう支援し、ヨイ(汝矣)島に5万平方メートルの敷地のフィンテック企業ハブを造成する」と語った。

 オ市長に続いて金融監督院のイ・ボクヒョン院長も「ソウルが金融中心地として世界5位以内に浮上できるよう最善を尽くす」とフィンテック企業に事業の機会を与えると話した。

 来賓の祝辞以後、VIVA REPUBLICA(toss)のイ・スンゴン代表が「フィンテックはどのように社会的効用を作るのか」をテーマに基調演説をした。午後にはフィンテック産業育成方案と世界の中のフィンテックというテーマでカンファレンスが開催された。

 特に、日本のFINOLAB社のMakoto Shibata代表が、日本のフィンテック生態系が2015年から大きく拡張し、発展することについてのテーマで討論をした。

 ソウルフィンテックウィーク2023は、今月6日までフィンテック広報ブース、カンファレンス、グローバルフィンテックインサイトなどのイベントを行なっていく。

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