コロナで中断していた「韓国-山東省グリーン産業協力」実務委員会が “再稼働”
コロナで中断していた「韓国-山東省グリーン産業協力」実務委員会が “再稼働”
新型コロナウイルス感染症事態により中断していた、韓国政府と中国山東省の「グリーン産業協力」実務委員会が再び手を組んだ。

韓国環境部(省)は「5日、ソウルにある環境産業協会の会議室で、中国山東省の生態環境庁とグリーン産業協力実務委員会を開催した」と明らかにした。

韓国環境部と山東省は、2005年から政府間のグリーン産業協力実務委員会を運営してきたが、新型コロナにより2020年から交換視察が中断し、現場輸出相談会も非対面で開かれるなど、実質的な協力効果を導き出すには限界があった。

今回の実務委員会では、韓国-山東省間のグリーン産業交流協力体制を再び回復することを決定した。また、韓国と山東省間のグリーン産業分野における対面協力事業は、来年から再開することにした。

特に来年は韓国-山東省間の交流・協力が20周年を迎える年で、韓国のグリーン産業体が山東省を訪問し、現地の発注処および関連企業たちと1対1で相談する「現場輸出相談会」が可能になるものと予想される。

また、両国の企業たちがグリーン技術・産業の現場を探訪することのできる「交換視察」も再開する。

韓国環境部のチャン・ギボク・グリーン転換政策官は「中国は、環境分野における協力が重要な国だ」とし「中国とのグリーン産業協力が再び始まることにより、国内企業の本格的な中国市場進出を支援し、グリーン産業の素材・部品・装備の安定的な輸出販路を築いていく」と語った。

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