李在明代表、支持者の歓呼を受け「大壮洞裁判」に初出席=韓国
李在明代表、支持者の歓呼を受け「大壮洞裁判」に初出席=韓国
韓国野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表は6日、「テジャン(大壮)洞・ウィレ(慰礼)新都市開発不正」、「ソンナム(城南)FC後援金」疑惑の裁判を受けるため裁判所に出席した。拘束令状が棄却されてから10日ぶりのことだ。

きょう午前10時、李代表の出席を前にソチョ(瑞草)洞のソウル中央地方裁判所の入口には李代表の支持者と反対者数十人が集まり、鋭い神経戦を繰り広げた。

李代表の出席時間が近づくと、支持者らは一斉に「李在明」と連呼し始め、反対者らは「拘束せよ」、「有罪」と叫んだ。防護員らは双方の衝突を防ぐため苦戦した。10時26分ごろ李代表が車から降り姿を現すと、支持者らはさらに声を高め李代表を応援した。

断食闘争の後遺症が残るかのように李代表はつえを付き重い足取りで法廷に向かった。裁判所に再出席した心境、容疑を認めるかなどを問う取材陣の質問には固く口を閉ざした。

李代表は城南市長だった当時、大壮洞の民間業者らに大壮洞開発の利益を与え城南都市開発公社に4895億ウォン(約539億円)の損害を与えた容疑、側近らを通じ職務上の秘密を漏えいし7886億ウォン(約868億円)を受け取らせた容疑などでことし3月に起訴された。

城南FCの球団主を兼任し4社の企業から後援金133億5000万ウォン(約14億円)を受け取り、その対価として建築許認可や土地用途変更などの便宜を提供した容疑と、城南市所有の敷地を売却する対価として企業に運営資金を要求した容疑などもある。

裁判部は6か月にわたり公判準備手続きを進め、先月15日に初めての公判期日を開く予定だったものの、当時、断食闘争中だった李代表の要請により日程を一度延期した。李代表側は今月4日にも健康上の理由から公判期日の変更を要請したものの、裁判部は許可しなかった。
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