韓国首相、8～15日「欧州4か国」を訪問…「釜山万博」の最終 “誘致戦”

韓国のハン・ドクス（韓悳洙）首相は今月の8～15日、6泊8日の日程でフランス・デンマーク・クロアチア・ギリシャを訪問する。

6日、韓国首相室によると、ハン首相は8日にインチョン（仁川）国際空港を通じて出国し、9日にフランスのパリで開かれる「2030プサン（釜山）国際博覧会（万博）シンポジウム」に出席する。

9日は、2030万博開催地の選定を50日後に控えた意味のある日である。

韓国首相室は「ハン首相は、博覧会国際事務局（BIE）の加盟国代表を含めた国内外の要人たちが出席する今回の行事で、韓国の全国民的な誘致意志と釜山の魅力を伝える活動に力を注ぐ」と伝えた。またハン首相は同日、フランスのエリザベット・ボルヌ首相と会談し、両国関係の発展方案について話し合う予定である。

つづいてハン首相は10～11日にデンマークを公式訪問し、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相と会談する。また11～12日にはクロアチアに訪問し、クロアチアのアンドレイ・プレンコビッチ首相と会談する予定である。

12～14日には最後の訪問国であるギリシャを公式訪問し、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相と会談を行なう。

またハン首相は今回の訪問期間、各国の同胞と企業家たちとの懇談会を開催し、意見などを聞く予定である。