韓国の宇宙スタートアップがポーランドの同業へ衛星情報を提供、来年の打ち上げ前に契約=韓国
韓国の宇宙スタートアップがポーランドの同業へ衛星情報を提供、来年の打ち上げ前に契約=韓国
韓国航空宇宙研究院はこのほど、同院が支援している韓国の宇宙スタートアップ、テレビックス(TelePIX)がポーランドの宇宙開発スタートアップ、サットレブS.A(SatRev S.A)と宇宙情報の提供について契約を交わしたと発表した。

今回の契約でテレピックスは、来年上半期に同社が打ち上げ予定である6Uサイズの小型衛星「ブルーボン(BlueBON)」に搭載される、3.8メートルクラスの光学衛星による情報をサットレブS.Aに提供する。

テレピックスは2019年に創業。超小型衛星や衛星画像のビッグデータ分析用ソフトウェア開発などを主要事業としている。自社開発した衛星「ブルーボン」を来年上半期中に打ち上げ、空気中の二酸化炭素(CO2)が海中に吸収された炭素、ブルーカーボンの監視サービスを世界で初めて提供する計画だ。

韓国航空宇宙研究院のイ・サンリュル院長は「当院が支援した韓国のスタートアップが、衛星を打ち上げる前に輸出契約を結んだ」と、契約締結に喜びを示している。

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