ソウル市は先月も自治区を通じて管内ホテルに宿泊料金掲示および遵守義務を案内し、宿泊費の過度な引き上げ自制を要請していた。
今回の点検では、各ホテルの宿泊料金表の掲示および遵守可否、不当なキャンセル・払い戻し拒否などを重点的に点検した。
点検の結果、5つのホテルで宿泊料金掲示規定に違反した事実が摘発され、当該自治区を通じて宿泊料金表掲示義務を案内し、是正を求める行政処分を下すことにした。
公衆衛生管理法施行規則によると、公衆衛生営業者(宿泊業者)は接客台に宿泊料金表を掲示しなければならず、掲示された宿泊料金を遵守しなければならない。
このような義務に違反すると、1次は改善命令、2次は営業停止5日、3次は営業停止10日、4次は営業場閉鎖措置が可能となる。罰則としては、6か月以下の懲役または500万ウォン(約55万2970円)以下の罰金が科せられる。
ソウル市はクリスマスの連休と年末にもぼったくり料金に備えて宿泊料金の掲示可否およびキャンセル・払い戻し拒否に対するモニタリングを持続的に行う計画だ。違法事項が繰り返し確認される場合、刑事告発まで検討する予定だという。
ソウル市はイベント商品であることを理由として、不当にキャンセル・払い戻しを拒否するホテルについてもタサン(茶山)コールセンター120、またはソウルスマート不便申告アプリを通じて申告を受け付けている。
ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は「市は9月から観光の繁忙期に備えた違法行為の集中点検を行っている。ホテル業界でも健全な観光秩序の確立に積極的に参加してほしい」と述べた。
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