大韓航空はイスラエルのテルアビブを出発し、仁川に向かう帰国便KE958が同日午後1時45分(以下、現地時間)に出発し、11日午前6時10分頃、仁川国際空港に到着すると発表した。
200人余りが搭乗できるこの便は、乗客なしで現地に到着した後、滞在している韓国人を乗せて仁川空港に向かうという。
7日、イスラエルとハマスの武力衝突事態が起きた後、現地から韓国への帰国便が運行されるのは今回が初めてだ。
ただし、9日と13日に仁川から出発しテルアビブに向かう予定だった航空便は相次いで欠航した状態だ。
現在、政府はイスラエルに韓国人長期滞在者570人余りと旅行者360人余りが滞在していると推算している。
一方、イスラエルに進出した韓国企業も状況を注視している。
サムスン電子は未来の新技術確保のため、イスラエル研究開発(R&D)センターやサムスンリサーチなどを運営している。
サムスンは現地職員の安全のために在宅勤務に切り替え、本社と現地間の非常連絡網を稼動し、現地状況を随時チェックしている。販売法人と研究所は国境から100キロ離れたテルアビブ近くにある。
イスラエル現地には韓国人駐在員10人を含め数百人あまりの職員が勤務しており、幸いまだ被害はないと伝えられた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88