韓国首相がフランスで、ラストスパートの「“釜山万博”誘致広報戦」を展開
韓国首相がフランスで、ラストスパートの「“釜山万博”誘致広報戦」を展開
フランス・パリを訪問中のハン・ドクス(韓悳洙)韓国首相は「2030プサン(釜山)国際博覧会(万博)」誘致のためラストスパートをかけている。

10日、韓国首相室によると、ハン首相は今月8日から15日まで6泊8日の日程で、フランス・デンマーク・クロアチア・ギリシャの欧州4か国の訪問を通じて、釜山万博への誘致に総力を尽くしている。首相室は「今回のフランス訪問は釜山万博への誘致という目標のため『望めばわれわれのものになる』という確信をもって、最後まで全力疾走する意味がある」と説明した。

特に、9日にはパリで開催された「2030釜山万博公式シンポジウム」に出席し、釜山万博のビジョンを説明した。今回のシンポジウムは、11月28日に博覧会国際事務局(BIE)の最終投票を控える中、全ての競争国に提供された広報の機会として重要な意味がある。

またハン首相はこの日、エリザベット・ボルヌ・フランス首相と会談を行ない、2030釜山万博への誘致にフランスが支持するよう要請したことが伝えられた。

これにボンヌ首相は「釜山は優れた地域で、韓国が強力な候補だということは誰もが認めるしかない」と答えたと、韓国外交部(外務省)の関係者が伝えた。

さらにハン首相はこの日、パリ駐在のBIE加盟国の大使たちと会談・昼食懇談会を行ない、支持確保のための誘致交渉を展開した。

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