米国務長官、今週イスラエル訪問…支援策について論議
米国務長官、今週イスラエル訪問…支援策について論議
米国のブリンケン国務長官が今週、パレスチナ武装団体ハマスの攻撃を受けたイスラエルを訪問する。イスラエルに対する支援策について話し合うものとみられる。

 10日(現地時間)、ロイター通信によると、ミラー国務省報道官は同日、「ブリンケン長官がイスラエルを訪問し、高官らに会う」とし、「これは連帯と支持のメッセージになるだろう」と明らかにした。

 国務省はブリンケン長官が11日イスラエルに発ち、12日に到着すると伝えた。
ミラー報道官は「ブリンケン長官はイスラエル高位級指導者たちから彼らが直面した状況について直接聞きたがっている」として「彼らにとってもっとも力になる支援方法を模索する」と話した。

 バイデン大統領とブリンケン長官は7日のハマスの攻撃以後、イスラエル指導部と持続的な議論を続けていると彼は付け加えた。

 ミラー報道官はイスラエルの報復攻撃でパレスチナで多数の民間人が被害を受けたことに対しては「イスラエルには自らを防御し作戦を遂行する権利がある」とし「イスラエルには自国民を含め米国人死傷者を出した残酷な攻撃を行ったテロリストに対抗して行動を取る権利がある」と述べた。

 共和党の一部では、イランが今回の攻撃の背後にあり、60億ドル規模の資金を再び凍結すべきだという主張が出ている。ミラー報道官はこれに対して「イランがハマスの攻撃を指示したと証明する情報はない」と線を引いた。ただし彼は「イランはハマスがイスラエル攻撃を計画中だということを知っていたかもしれない」と言及した。

 北朝鮮とハマスの連携の可能性についての質問に、ミラー報道官は「我々はハマスを支援するいかなる国に対しても憂慮を表明している」とだけ述べた。

 現時点で最も重要なことは人質の安全な解放で、米政府は軍事作戦を計画していない状況だ。
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