釜山市長「BIE加盟国の支持を相当数 “確保”」…「必ず成し遂げる」=韓国
釜山市長「BIE加盟国の支持を相当数 “確保”」…「必ず成し遂げる」=韓国
「われわれを支持するという国々が続々と増え、誘致への希望は沸き上がっている。残り50日をきった期間、ラストスパートをかけている」

フランスのパリで開かれた博覧会国際事務局(BIE)の「プサン(釜山)国際博覧会(万博)シンポジウム」に出席した韓国のパク・ヒョンジュン (朴亨ジュン)釜山市長は11日、韓国の新聞社“ヘラルド経済”とのインタビューで先のように伝えた。

「釜山万博シンポジウム」は179か国の加盟国に釜山を広報する場で、BIEが候補国に許可した公式イベントである。シンポジウムには、ディミトリ・ケルケンツェスBIE事務局長やハン・ドクス(韓悳洙)韓国首相、釜山万博関係者、国内外の財界関係者200余人が出席した。

パク市長は「加盟国の “票心”に直接影響を与えることのできる最後の公式イベントという点で、誘致力を結集した」とし「パリの主要な外国メディアを対象に記者会見を開き、準備された釜山の姿を積極的に広報し、韓国が万博を通じて国際社会に貢献しようしていることを深く説明した」と付け加えた。

パク市長が現場で感じた万博誘致の可能性は肯定的だ。「積極的な交渉活動を通じて、加盟国たちの票心を相当数確保した」というのがパク市長の説明である。

パク市長は「誘致戦における初盤の困難を勝ち抜き、今は多くの支持票を確保した」とし「中東の国々はイスラムを中心に連合する傾向があるため不利となる可能性はあるが、価値と名分により動くヨーロッパや、われわれと密接な関係のあるアジアでは、支持の可能性は十分ある」と強調した。

特に、国連貿易開発会議(UNTAD)の設立以来、初めて開発途上国から先進国の地位が認められた韓国の独特な歴史が、主な票心確保の戦略である。

パク市長は「開発途上国は韓国と釜山がユニークな成長を経験したことから、国際社会で ”橋渡し”の役割をすることを願っている」とし「『われわれと共に進むことが、実質的により利となる』という認識が、開発途上国の間で広がっている」と説明した。

パク市長は、釜山万博が誘致されれば開発途上国と「釜山イニシアティブ」協力を結び、2030年まで中長期的プロジェクトを共同推進する予定である。

パク市長は「釜山の強みは、皆にとって利益となり機会となり、国家間の格差を超え互いが互いにとって助けとなる万博が開催できる源泉があるということだ」とし「『誠を尽くせば天も感動する』というように『必ず成し遂げる』という気持ちで力を集め、最後の瞬間まで総力を尽くしていく」と誓った。

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