11日(現地時間)、ロイター通信はイラン国営メディアとサウジアラビア国営通信社の話として、イランのライシ大統領とサウジアラビアのサルマン皇太子が電話で話し、イスラエルとパレスチナ紛争について話し合ったと報じた。
彼らはパレスチナに対する戦争犯罪を終息させる必要性について話し合ったと、イラン国営メディアは伝えた。
サウジ国営通信社SPAはサルマン皇太子が現在進行中の事態の拡大を防ぐために国際・地域当事者と疎通するために可能な限りの努力を尽くしていることを確認したと報道した。
サルマン皇太子はまた、いかなる形であれ民間人を標的にすることについては反対の立場だという点を重ねて強調したという。
中東地域の盟主であるサウジアラビアとイランはこれまで敵対的な関係を見せてきたが、今年に入って中国が仲裁者として乗り出し、関係正常化に乗り出した。両国指導者の通話は、関係正常化が実現して以来初めてだ。
サウジアラビアとイランは、今回のイスラエル事態と関連してパレスチナ支持の立場を示した。
イランはパレスチナ武装団体であるハマスのイスラエル攻撃の背後にいるいう事実を否定しながらも、パレスチナを支持すると明らかにしている。
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