インドネシアにある、ポスコインターナショナルのパームヤシ農場
インドネシアにある、ポスコインターナショナルのパームヤシ農場
総合商社のポスコインターナショナルと石油元売り大手のGSカルテックスは12日、インドネシアでバイオ燃料の精製工場を設立するため提携したと発表した。

2社はパーム油の精製事業のため、ことし3月に設立したインドネシア法人ARC(AGPA Refinery Complex)に対し、ポスコインターナショナルが60、GSカルテックスが40の割合で計2億1000万ドル(USD、約313億2118万円)を投資することを決めた。

ARCは投資金を活用し来年1~3月期、インドネシア・カリマンタンティムール州バリクパパンに位置する工業団地の30万平方メートルの敷地に、パーム油の精製工場を着工する。同工場は、2025年4~6月期から年50万トンの精製油を生産。製品はインドネシア内だけでなく、韓国や中国など近隣国でも販売する。

将来的には精製事業だけでなく、バイオジェット燃料をはじめとしたバイオ燃料や次世代エネルギーへも事業を拡大していく。このため2社はパーム油を精製する際に出る廃油の回収設備を導入し、ARCの敷地に廃油を活用したバイオジェット燃料プラントを建設することについても検討を進めるとした。


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