インチョン(仁川)地裁は12日の宣告の公判で、特定犯罪加重処罰法上の麻薬類管理に関する法律違反の容疑で起訴された高校3年生A(18歳)に、長期6年~短期4年の懲役刑を宣告した。
裁判部は「麻薬に関する犯罪はその中毒性により社会に及ぼす影響は大きく、厳重に対処する必要がある」とし「被告人が密輸しようとしたケタミンの量も多かった」と説明した。
つづけて「共犯に住所を提供し巨額の金を受け取ることにするなど、犯行への加担の程度が少ないとはいえない」とし「犯行を全て認め反省しており、過去に刑事処罰を受けた経歴もないことなどを考慮した」として、量刑の理由も伝えた。
検察は、ことし8月に開かれた結審公判で「少年法において宣告できる最大の量刑」として、Aに長期10年~短期5年の懲役刑を求刑していた。
Aはことしの5月26日ドイツから、パンケーキの調理用機械の中に隠したケタミン2.9グラム(時価7億4000万ウォン相当:約8232万円相当)を、国際貨物で仁川国際空港を通じて密搬入しようとした容疑で拘束・起訴された。
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