12日(現地時間)、CNN放送によると、ロシア外務省は同日声明を出し、「(シリアをミサイルで攻撃した)イスラエルのこのような行動は、シリアの主権と国際法基本規範を深刻に侵害するものだ」とし、「無実の人々の生命と国際航空の安全が実質的な脅威にさらされている」と明らかにした。
ロシア外務省はまた、「そのような行動は(中東)地域全体において武装拡大を触発する恐れがあるため、非常に危険な結果を招く恐れがある」とし、「そのような行動を許してはならない」と付け加えた。
これに先立ち、シリア国営メディアのアル・イクバリアは、イスラエルがシリアの大都市2ヵ所、アレッポとダマスカス国際空港を狙って同時にミサイル攻撃を強行したと報じた。アル・イクバリアは、この攻撃で両空港の滑走路が大きく損傷し、使えない状態だと付け加えた。
CNNは「ロシアはイスラム国家(IS)と反軍から脅威に直面しているシリアのバシャル・アル・アサド大統領を支援している」とし「ロシアもシリアで空襲を断行した。ロシアはISを標的にしているというが、相当数が反軍統制地域に打撃を与えた」と指摘した。
一方、イスラエルはハマスと戦争をしながら、隣国のシリア、レバノンとも軍事的に対立している。隣国のヨルダンとエジプトとは平和的関係を維持している。これに先立ってイスラエルは両国からロケットが発射されたとし、砲撃で対応したと明らかにした経緯がある。「両国の追加攻撃がある場合、対応する準備ができている」と話した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 88