リ氏は「看過できないのは、米国が今回の中東の事態をわれわれと無理やり結びつけるために常とう的な反共和国(北朝鮮)謀略宣伝に固執していること」と主張した。また、「米政府の御用言論団体とえせ専門家らはイスラエルに対する攻撃に『北朝鮮製兵器』が使われたようだという根拠のないデマを流している」とし、このような疑惑は事実無根だと否定した。
これに先立ち、ハマス側がインターネットに掲載したと推定される映像とイスラエル軍が公開した写真で、ハマスから押収した北朝鮮製のF7ロケット弾発射機(RPG)とみられる兵器が捉えられた。
リ氏は、米国などが「われわれが中東とウクライナに米国の関心が集中している隙をついて、地域内の緊張を高める『脅迫外交戦略』を駆使するだろうというでたらめな世論を広めている」と糾弾した。
さらに、今回の事態の原因はパレスチナの領土を違法に占領した同盟国を公然と擁護し、最も反動的な対中東政策を追求してきた米国にあるというのが国際社会の下した結論だとして、米国を批判した。
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