韓国の合同参謀本部は13日「軍事対備態勢の維持と合同作戦遂行能力の向上のため、今月16日から来月22日まで護国訓練を施行する」と明らかにした。
「護国訓練」は合同参謀本部が主管する大規模な野外稼働訓練で、毎年10月前後に実施されている。
この訓練は、米軍戦力の増援なしに韓国軍が単独で行なう野外稼働訓練のうち、最大規模の訓練である。
ただ、一部の単位別訓練には相互運用性を向上させるため、在韓米軍の兵力と装備が参加する。
この訓練は、北朝鮮の核やミサイル・無人機など多様な脅威を想定して実施される。
部隊別に攻撃と防御の任務に分かれ、双方が仮想で作戦を繰り広げ交戦する状況を作るなど実践的な訓練が展開され、昼間だけでなく夜間も実際の兵力と装備が稼働し訓練が行われる。
このような訓練を通じて、戦闘員から指揮部まで平時の任務遂行能力を向上させるのが目的である。
合同参謀本部は「訓練に参加する陸・海・空軍と海兵隊の合同部隊の全兵力と装備は、稼働訓練を通じて実戦性と合同性を強化させるだろう」と強調した。
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