韓国首相室によると、ハン首相は13日、ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相と会談し、両国間の実質的な協力について話し合い、“2030プサン(釜山)国際博覧会(万博)”誘致への支持を求めた。
ハン首相は「ことしの9月に国連で両国の首脳会談が開かれたことにつづき、今回は首相として6年ぶりにギリシャを公式訪問することになりうれしい」とし「ギリシャは朝鮮戦争の参戦血盟国であり、民主主義など共同の価値を共有する国として、これまで緊密に協力してきた海運・造船以外にも、先端産業や再生エネルギー・エコ船舶分野へと協力を拡大していくことを期待する」と語った。
ミツォタキス首相は、協力拡大の必要性に共感し「韓国企業の先端産業分野がギリシャに進出し、人的交流が拡大するよう協力を強化することを願う」と答えた。
ハン首相はまた、北朝鮮の核・ミサイル挑発が続いていることから、韓国の対北政策をギリシャ政府が支持し協力することを要請した。
ミツォタキス首相との会談に先立ち、ハン首相はギリシャのカテリナ・サケラロプル大統領と面談した。また朝鮮戦争参戦記念碑を訪れて献花し、朝鮮戦争に参戦したギリシャの勇士と夕食会を共にした。
一方、ハン首相はギリシャの到着直後の去る12日、在外同胞の代表たちと懇談会を開き、同胞社会の意見を聞いた。
ハン首相は今後、ギリシャに進出した韓国企業たちに会った後、15日に帰国する予定である。
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